前々からずっと欲しかった「MSX」のパソコンですが、
安くて良さそうなのが売られていたので思い切って買ってしまいました。
(ちなみに駿河屋さんで箱/説なし本体+フロッピーディスク1枚(MSX-DOS)で14,600円でした)
今回購入したのは「MSX2」規格の「Panasonic FS-A1F」と言うMSXパソコンで、
発売が1987年、当時の価格は54,800円だったそうです。
一口に「MSX」と言っても、「MSX」→「MSX2」→「MSX2+」→「MSXturboR」とがあり、
下位互換なので「MSXturboR」はMSXturboR、MSX2+、MSX2、MSXと全てのMSXシリーズのゲームが遊べますが、
「MSX」はMSXのゲームしか遊べませんので購入の際には注意が必要です。
(ただし下位互換と言っても中には動かないソフトもあるようですが・・・)
年代を考えればキーボードもかなり綺麗な状態で、
キーの文字のかすれやテカリなどもほぼありません。
「Panasonic FS-A1F」の特徴は本体前面にFDDが内蔵されている事。
当時、FDDは結構高額だったので同じシリーズの「FS-A1」や「FS-A1mk2」には付いていませんが、
「FS-A1F」にはFDDが内蔵されていました。(その分、「FS-A1」や「FS-A1mk2」の方がお安く買えましたが)
向かって右側面にはゲームパッドなどを繋ぐポートが二つとリセットスイッチがあります。
(向かって左側は電源スイッチのみなので画像はありません)
背面には二つ目のカートリッジのスロットと、プリンタ接続端子、カセットレコーダー接続端子、
RGB出力端子、AV出力端子(ただしモノラル)、チャンネル切り替えスイッチ、RF出力端子を備えています。
今回購入した個体はカセットのスロット部分の蓋が簡単に取れてしまいますが、
そもそも中古だとこの蓋がないものも多く、蓋があるだけでもまだましな感じです。
FDDベルトは前の持ち主さんが新品に交換していた模様ですが、
商品説明ページを見るとディスクを挿入しても読み込みができない状態のようですが、
FDDの動作確認についてはFDDのゲームソフトを購入して、後日動作確認したいと思います。
今回は「FS-A1F」の電源が入って立ち上がるかの起動確認と、
用意したMSX用カセットゲームの「ザ・ブラッオニキス」の動作確認となります。
その様子を動画にしましたので、興味のある方は是非ご覧になって下さい。