先日、拡張音源対応に改造したファミコン互換機「ネオファミ」の作動確認をしたのですが、
作動確認用に用意したファミコンソフト「魍魎戦記MADARA」が物理的にスロット部分に干渉してセット出来なかったので、
ここはやっぱりオリジナルのファミコン本体も必要だと思いAV化改造されたものを購入して見ました。
(ちなみにネオファミを分解して直接スロットに刺せば「魍魎戦記MADARA」もちゃんと作動しました)
普通、ファミコンはRFユニットを介してTVのアンテナ部に繋いで1chか2chに割り込ませて映すのですが、
AV出力のないファミコンは最近のTVにそのまま繋いで映す事が出来ません。
昔のビデオデッキなどにRFユニットで繋いでビデオデッキのAV出力からTVに繋ぐという方法もありますが今更面倒ですし、
かと言ってAV端子が標準で付いている「ニューファミコン」は中古価格もお高くてなかなか手が出せません。
ディスクシステムと一体になった「ツインファミコン」も標準でAV端子が付いていますが、
こちらも完動品は更にお高く、ディスクシステムが使えないジャンク品も結構なお値段なのでこちらも中々手が出せません。
そこで中古品がお安く手に入るファミコンを改造してAV出力化して使おうと言う事になるのですが、
AV化改造キット自体のお値段も約5,000円ほどしますし、ファミコン本体のお値段と合わせると結構な金額になってしまいます。
何とか中古のファミコンとAV化キットを買ったとしても、今度はそれを自分で改造するのにはちょっと自信がない・・・
と言う訳で、色々ネットを見て回っていたら中古のAV化改造されたファミコンが売られていたのでそちらを買ってみる事に。
お値段もAV化ファミコン本体が5,500円、送料800円、手数料330円の合計6,630円と中々お安く買えました。
(今回はハードオフさんのネット通販で購入させて頂きました)
ACアダプターは付いていないのでそちらは別途購入する必要がありますが、
私はスーパーファミコン用に買った互換アダプターを持っていて、そちらがファミコンにも使えました。
(A'classさんと言うメーカーの「ACアダプタVer.2」と言う商品をAmazonさんで買って使っています)
よく見て頂くと赤、白、黄、のお馴染みのAVケーブル(コンポジット端子)が見えますね。
AVケーブルはファミコンのコントローラーのコードを出す所から出るように改造されていました。
改造内容の具体的な事は素人なので良く分かりませんので、画像の方を見て頂ければと思いますが、
コンデンサや抵抗がのった基盤に映像や音声の配線と、AVケーブルが繋がっているようです。
恐らくAV化改造キットではなく、前の持ち主の方が自分で改造されたものだと思います。
映像や音声の配線やAVケーブルが基盤に直にハンダ付けされておらず着脱式になっているので、
もしかしたら元の状態(AV化されていない状態)に戻せるようになっているのかも知れませんね。
昨今のコロナ禍による巣ごもり重要の影響か、最近はレトロゲームも人気が出て来て(徐々に値上がりして)いるようですし、
昔、遊んだファミコンソフトはあるけど本体がなくて遊べないと言う様な方や、
レトロゲームに興味はあるけど思ったより高くてなかなか手が出ないと言う方なんかに丁度良いのではと思います。